ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

思わぬ発見の和食

hiyokoです。


かれこれ13年前でしょうか。
ニューヨークに研修旅行に行ったことがあります。
たった2泊という短期旅行だった事もあり、その時ご一緒した方とは
現在はほとんどお付き合いがないのですが、お一人だけ今でも年に
数度ご飯を食べに行っている方がいます。


どうやら、その方に私の食いしん坊を見抜かれたらしく、旅行から
帰ってしばらくして、ご飯のお誘いの連絡をいただきました。
その方ももちろん無類の食いしん坊。(ゴメンナサイ!Iさん)
以来、美味しいお店を探しては食べに行っています。


今回、実はある恵比寿の和食屋さんの予約をしていたのですが、当日
になってそのお店から、水道管が破裂したため今日の営業が出来なく
なったと連絡が入りました。


その日は和食の気分になっていたのですが、急のことで困ってしまい
そのお店の方に、どちらかお近くでオススメのお店はありませんか?
って聞いちゃったんです。
いま思えば申し訳なかったなーって。
だって、きっとお店はパニック状態だったでしょうから。
でも気持ちよく、「近くに評判のいいお店がありますがどうですか?」
と教えていただきました。


そんなこんなで、伺ったのがこちら、和の食「いがらし」です。

和食ではなく、和の食です。


教えていただいてからちょっとネットで調べたのですが、
なかなか良さそうなお店で、早速予約の連絡を入れました。
お店の方の対応もとってもよかったです!


店内も清潔そのもの。

お若い板長さんはじめ、みなさんお若いのですが、
どなたもすごーーく感じがいい。


お料理はコース料理2種と一品料理どちらもあります。
今回は初めてということもありコース料理にしました。


突き出し「帆立、うるい、空豆、こごみ」

すごーく上品なお味。汁まで飲みたい。
皆さん、こういう時どうされてます???


椀物「あいなめの葛打ち餡、椎茸と菜の花」



お造り「真子カレイ、あおりいか、水前寺のり」

無理にトロとか出さないのがいいですね。


鮑のステーキ、独活と粟麩、鯖の棒寿司、金柑、蕗、山葵

鮑が柔らかい。


煮物椀「筍、若布、蕗」

春ですね~。


蛍烏賊、辛子酢味噌、浅葱

一昨日、また食べたくなってウチでも作りましたが、
夫は甘くて辛くて酸っぱくて、、、という味が好きでは
ないそうです。結婚して13年、知らなかった!
これまで我慢していたみたい。(笑)


ご飯「筍ご飯」 もちろん、炊き立て~♪

季節ものですね。


大好き!!おこげが堪りません。



デザート「牛乳豆腐

これ、何気に美味しい。器も素敵でした。


こちらは去年の8月に出来たばかりだそうですが、今どきの
和食ダイニング的なものとは違う、真っ当な仕事をしている
和食屋さんです。
ここを訪れるまでは、ついてない日だなーなんて思っていた
のですが、結果的にはいいお店を知ることとなり、よかった
よかったと二人で喜びました。


ただIさんは、最初に予約したお店とはよほどご縁がない
らしく、以前にも当日になって行かれなくなったことがあった
そうです。私がそこを予約したと伝えたとき、やっと行かれる
と喜んだそうです。あーあ。
いつか行かれる日が彼女には来るのでしょうか。。。


コースは確か、6,000円と8,000円。
今回は鮑のステーキに惹かれてしまい8,000円のコースでした
が、焼き物が違うだけで、あとは変わらないとのことでした。
6,000円でも十分満足できると思いますし、次回は私も6,000円
にすると思います。


こちらはワインも揃えていて、ソムリエの資格を持った方も
いらっしゃいます。
私は白のグラスワインを2種類頼んだのですが、どちらも美味し
かった。ただ、、、もう少し量があるといいかな・・・。
不満と言えばそれくらいかな。(笑)