ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

弾丸香港家族旅行10:龍景軒

Fukunosukeです。




香港・マカオミシュランでは、香港の三ツ星は二軒だけだそうです。審査基準は
味だけではないので、それなりの理由があるのでしょうが、「食の都」のプライド
としてはどうなのか。“それでいいのか? 誰か間違っちゃいねぇか?”という
感じですよね。

ともあれ、その二軒は、両方ともフォーシーズンズのダイニングなんだそうです。
すごい。目下フォーシーズンズは香港きってのグルメの城。


二日目の晩は、その三ツ星「龍景軒」へ。




なんとドラマチックなアプローチ。ワクワクします。






高級感漂うインテリアは、とてもモダン。



いえーい。




さすがに、中華のご馳走3回目となると、ご一行も
パワーダウン。ちょっとずつにしました。


アミューズは、居酒屋の突き出しみたいですね。



メニューにはなかったクラゲだけの冷菜。おいしい。

hiyokoより:伯母が「どこに行っても必ず注文するの」と
いうので頼んでみました。珍しい色形ですが、これは
紅クラゲというそうで、なんと不老不死だって。すごい。


Fukunosuke:誰かクラゲの不老不死を確かめたこと
あんのかな。その人が不老不死じゃないか。



今日のお目当ては、予約注文しておいた北京ダックです。




わくわくします。ちなみに、ここはホールスタッフの
教育が行き届いていて感心。とても居心地がいいです。




さてこれが、、、絶句。これまで食べた北京ダックの中で
一番美味しかった。いや、数えるほどしか食べてません
けど、北京の人気店で食べたのより圧倒的に美味しい。


とにかく限りなく品がいい。サクッとしつつ柔らかで
まろやかで深みのある味。どう表現すればいいんだ。



甜面醤がこれまたおいしい。甘さ塩気とも強くなくマイルド。



hiyokoより:ここの北京ダック、一口いただいた瞬間の驚き、
今も忘れられません。みんなも感嘆していたので、全員そう
思っていたのかと思いきや、父だけは別の感想だったらしく、
「上品すぎる」と。。。父にとって、もはやここは中華料理店
ではないのかもしれません。



北京ダックの肉の方は炒めものにしてレタス包みで食べます。



フカヒレ、蟹肉、豆腐の上湯スープ。上品な味だなー。
和食も中華も、美味しいお店は出汁が命。



フォアグラの鮑ソース、(フレッシュ)鮑付き。


龍景軒スペシャリテの一つ。これは誰がどう想像しても
美味しいでしょう。いやほんとにその通りです。最高。
日本でもどこかで真似しているでしょうねー。


hiyokoより:フォアグラの新しい食べ方を知ってしまった。
これは危険です。また食べたい。鮑はいらないかも~。


ちまき。いやあ高級な味!おいしいなぁ。


けれど、平均年齢60才+(笑)の一行ですから、連日の
ご馳走攻撃に限界寸前。みなほとんど口にできません。

というかさ、茶芸館でお茶菓子なんか食べちゃうから
いけないんだよー。でも僕は、もう意地になって詰め
込みましたよ。、、、だから太るのか(泣)。



デザートもちょっとしたお菓子だけ(だけどこれがまた
えらいおいしかったけど)。




龍景軒。ひさびさに、香港中華の真髄に触れました。
ここは、体調を万端整えて再挑戦したいですね。
ともあれ、この先何十年と語り草になるレストランに
なりそうです。