ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

そうだ、京都に行こう(食べ物編: あぶり餅)

hiyokoです。


以前からガイドブックですごーく気になっていたのが、今宮神社の
あぶり餅。
今回、お世話になったY君のご実家からすぐのところにありました!
ついてるゾ!


京都に到着した日の午後、Y君夫婦と鷹峯方面まで行った後、
そろそろ暗くなり始めた頃に着きました!今宮神社。(という
より、あぶり餅屋さんに着いた!)

神社の参道を挟んで、二軒のあぶり餅屋さんが向かい合って
建っています。



もうすぐ閉店時間じゃないの?という遅い時間でしたが、まだまだ
沢山の人が並んでいてビックリ。

昔はそんなことなかったけどなー、とY君。
ここ10年で京都が変わったって言っていましたが、たぶんネット
と関係あるんじゃないかな。


で、私達が並んだのはこちらの方。

本家・根元「かざりや」さん。根元ってすごいなー。

ちなみにもう一軒は、通称「いち和」(正式:一文字屋和助)さん。
こちらは元祖・正本家だそうです。正本家!!

出た!元祖と本家!ここがルーツかな??

色々調べてみると、いち和さんは千年の歴史があるらしく、かざりやさん
は四百年だそうです。しかし千年ってすごいな。。。四百年でも十分
すごいけど。

多少お味に違いはあるらしいですが、作り方・見た目、ほぼ同じもの
です。
お休み、営業時間など、二軒で協定を結んでいるらしく、まったく
一緒です。面白い。


Y君の家はずーーーっとかざりやさん一辺倒だそうで、Y君も生まれて
このかた一度もいち和さんのは食べたことがないらしい。
なので、私達もかざりやさんへ。
でも、Y君のお母様は、どちらのお店の方もご存知なので、買うときは
いつも裏口から買うそうです。気配りのある京都の方らしいお話ですね。


こちらがお店の正面。店頭でお餅を焼いています。メニューはあぶり餅のみ。

椅子席だけでなく、広いお座敷もあり、かなりの客席数。それを、
ここだけで焼いているので、なかなか順番は回ってきません。


女性二人は焼く係り。右の人たちは、お餅をちぎってきな粉をまぶし
串に刺しています。



炭火で焼いています。ものすごい火力。熱そうー。



夏は辛いだろうなー。



行列に並ぶこと30分、席に案内されてお茶をすすり待つこと10分。
きゃー!ようやく食べられるーー!おいしーーい!!

焼いたお餅には白味噌ときなこのタレがかかっています。

甘すぎず、くどくなく、品のいい味で、本当に美味しい。
なんというのかな、ちょっと乳酸飲料のような独特のうま味があり、
癖になる味です。


というわけで、次の朝、また行ってしまいました。かざりやさん。

はやる気持ちを抑えきれず、私は先に走って行ってしまいました。。。


あーやっぱり美味しい。
次回はぜひ、いち和さんのものもいただいてみたいです。


こちらは、かざりやさんの朝の風景。



こちらは、いち和さんの朝の風景。



どちらも本当に時代劇のセットのようですよね。
あ、実際、この今宮神社ではよく時代劇の撮影をやるそうです。
リアル~な映像が撮れますよね。


次は、おばんざいです。