Fukunosukeです。
二日目の朝は、タクシーで梨泰院方面に向かいます。
リウム美術館にやって来ました。ここはサムソン創業者イ・ビョンチョル氏の所蔵品を集めた美術館。創業者のLeeとmuseumを合わせてLeeum(リウム)というのが名前になっているそうです。
美術館は3つの建物からなり、それぞれ違う建築家の競作なのだそう。あいにく建物の改装修繕工事の最中でよく分からず。
メイン棟(?)は古代〜中世の陶器を中心とした展示です。
これなんだと思います?
答えはロッカーです。イカしてます。
展示室は4階から始まり、3→2→1と降りていきます。フラッシュを焚かなければ撮影もOKです。
4階の展示室は、11〜12世紀あたりの白磁や青磁が集められています。
よくもこんなに綺麗な状態で保存されていたものです。時代時代の持ち主が大切に受け継いできたのでしょう。そういう歴史もこの焼き物に込められた価値ですね。
今でも食事に使えそうな器も。いくらするか知りませんが。
硯に使う水差しです。
こういう派手な物も。
龍の顔がなんだか楽しげ。
この壺も下の方のお魚はワラジムシみたい。なんとも味がある。
ルイヴィトンみたいな物入れ。表面の模様は螺鈿です。超おしゃれ。
下の階は時代がくだって15〜18世紀くらい。絵付けのものも多くありました。
数は少ないですが、絵画や書などもありました。16世紀頃の物のようです。狩野派誕生の前後でしょうか。狩野派の絵と似ているような(すみませんテキトーこいてます)。
1階は再び時代が遡って4〜5世紀位の物のようです。
朝鮮に古墳時代というのがあったかどうか知りませんが、いかにも古墳から出土しましたという物がいろいろありました。
これは、、、猫の何かですね。可愛いじゃないですか。
イヤリング。韓国のハート好きは4世紀から?筋金入りです。
おや。hiyokoがガクガクブルブルしているようですが。。。
おー。建物の中央は回り階段になっていて、スリットから吹き抜けをのぞける様になっています。
なんか、イカゲームの建物を彷彿とさせます。
下から見上げるとこんな。
そうか。リウム美術館のマークはこれを模したのか。
建物の最後はこの階段を降りて地下ロビーに戻ります。不思議な空間。
下から見上げると全然違う印象。
というリウム美術館。この他に現代美術や企画展もあります。今回は古美術の常設展だけなので入場料はタダでした。
おすすめです。