ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

ひよこ劇場09バリ編4: 男爵散る

Fukunosukeです。



お嬢:「~というわけで、この人たち、危機一髪だったのよー」

一同:「へー、ふーん」




お嬢:「だけど、“ライステラスは宅地造成が目的”
    なんて、なかなか騙されるもんじゃないわよー」

バリ介:「まあそうだけど、うまくやられちゃったのさ」




お嬢:「そうね、バリは初めてなんだし、仕方ないかもねー」

カハラ:「ウチのダーリンは、育ちがよくって、人を疑う事を知らないんです」

お嬢:「へー、セレブなんだぁ。カハラちゃん玉の輿ねー」

バリ介:「お嬢、率直すぎるよ」




 ...
   ...
     ...


「ウワッハッハッハ!」








偽バリ介:「やーいやーい! ばーか! お前達なんか、やっつけちゃうぞ!」

偽お嬢:「ちゃうぞー」




偽バリ介:「どうだ! 巨人だぞー。ぶっ飛ばしちゃうぞー。
      ゲロ光線だビー!」

偽お嬢:「ちゃうぞー」



バリ介:「あ! あいつら! あんな大きいの連れて、ずるいぞー!」

お嬢:「卑怯ものー!」



男爵:「ユーたち! よくもミーを侮辱してくれたね! 許さないぞ!」



男爵:(たたたたっ!)

カハラ:「ダ、ダーリン!」



男爵:(たたたたっ)
   「こらー! 勝負だー! うぉー!」





  ダーン!

    ドカーン!

       ジャボーン!!

         (どうやら男爵はやられているらしい)










男爵:「あああぁぁぁ!」

偽バリ介:「やーい。バーカ」





カハラ:「ダーリン!」



  ドパーン!

    (カハラが飛び込んだらしい)




カハラ:「大丈夫!?」

男爵;「◎■※△×+!!!」




カハラ:「ダーリン!!」

男爵:「うーんうーん」




カハラ:「みなさんお願い! あいつらをやっつけて! もう許せない!」

バリ介:「あれ、義理もないのに、うむを言わせぬ展開ですねぇ」



その5へ続く


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