ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

バリ2007(その10):クッキングスクール後編

Fukunosukeです。
6月25日(月)/3日目の午前



さあ、市場から戻った僕らは、いよいよ調理実習へ。

厨房の隅を借りてちょちょっとやるのかと思いきや、なんと
本格的な専用キッチンスタジオが!





大した設備です。近代的だし、オシャレでかっこいー!





一人ひとり、必要な調理器具、レシピ、エプロン等が既に
準備されています。材料を切ってまな板が汚れればアシス
タントが拭いてくれるし、至れり尽くせりとはまさにこの事!




市場巡りが8時スタートと早かったので、実習の前に簡単な
朝食が用意されています。先生と我々でテーブルを囲み、
まずは自己紹介したり、おしゃべりして和気あいあい。

つまむ程度の朝食なのに、ずい分オシャレですよね。



ようやく調理実習が始まりました。お、先生、コックコートに
着替えるとパリッとしますねー。カッコイー。

お嬢:「あたしもやるー!」



でかい包丁! 切れ味ワルすぎ! 切るというより潰すに近い。



今日は代表的なインドネシア料理を3品作ります。

 サテ・アヤム(焼き鳥)
 イカン・ペペス(魚のバナナリーフ包み)
 カボチャのプディング(デザート)



最初に、カボチャのプディングの仕込みをしています。




お嬢:「♪ソォレかっきまっわせっ! キャー急いでー!」




イカンペペス用の魚に塩をする。

手前に石のすり鉢とすり棒のような物があるのわかるでしょうか。
バリの料理は、とにかくスパイスが命。サンバルやブンブと呼ば
れるソースは、このすり鉢を使って作るのです。



サテや魚などを焼くのは、アシスタントがやってくれます。




サテ出来上がりぃ!




イカンペペス出来上がりぃ!




カボチャのプディング出来上がりぃ!



なんと言っても、要のブンブ(マリネソース)が本格的なので、
レストランでも通用するくらい美味しいバリ料理ができました。
作ったものをランチとしてみんなで食べながら、ひとしきり
歓談してスクールは終了します。


すごいなと思ったのは、イカンペペスは味の違う魚を2種類
使ったり、プディング用のカボチャも、チーム毎に違う種類の
カボチャを使ったりして、後で味比べできるように考えられて
いること。


先生はしきりに、「バリ料理は世界でまだ有名じゃない。だから
皆さんにバリ料理の大使になってもらって、世界中に広めてもら
いたいんです」と熱っぽくおっしゃってました。


その言葉は結構本気なんじゃないかと思うほどよく考えられて
いる内容。本当に感心してしまいました。
それにしても、楽しかったー!




みんなで記念写真。パチっとね!




このクッキングスクールは、市場視察、朝食、調理実習&試食、
無料ディナー招待が込みで90$(++)。最初“自分で作ったものを
食べさせられて90ドルは高いかなぁ”と思っていたのですが、
いやー、内容を考えると、それ以上の価値がありましたよ。
注)現在は、無料ディナーはアフタヌーンティに
  変わっちゃったそうです。



さて、部屋に戻ってのんびりした後、今夜はバビグリンディナー
の予約をしてあります。バビバビ!