6月24日(日)/2日目の夜
ブルガリホテルには飲食施設が3つあります。そのうち、バーとインド
ネシアレストランはクリフに面していて、イタリアンはその間に少し
奥まって配置されています。
この夜は、このイタリアンレストランを予約してありました。ルッチオや
マッシモ等、バリの有名イタリアンはほとんど試したことはないのですが、
FSのスタッフさん曰く「バリのイタリアンでは今No.1かも」とのことだった
ので、楽しみにして来ました。
これがその、イル・レストランの外観(だから暗すぎだって)。

店内もかなり暗めで上手く撮れませんが、このオリンピックみたいな
オブジェ、周囲の白いところは全部フランジパニ(プルメリア)の生花
です。

テーブルからの眺め(FSに無理を言ってベストビューのテーブルを
押さえてもらいました。感謝)。右側の建物がサンセットを眺めたバー。
左の方にサンカール(インドネシアンレストラン)。昼ならば正面は海。

オリエンタルな雰囲気のプレースプレート。

アミューズは、ガスパチョと、この野菜はなんだっけな?

ガスパチョはパンチが効いていて美味しかった。hiyokoの作るガスパチョも
美味しいけど、これもいい。イタリアンなガスパチョでした(意味不明)。
和牛(Wagyu)のカルパッチョ、フレッシュモッツアレラ。

マニラクラムのリングイネ。

マニラクラムは、アサリと同種と思いますが、すごく濃厚な味わいで
美味しかった。
アクアパッツア(※1人前を半分に分けたもの)。

トマトソースの酸味がすごくフレッシュで、美味しい。
ソルベの後、ドルチェはスタンダードにティラミスにしました。
南の島であんまり濃厚で甘いデザートはヘビーなので、軽めだといいなと
思っていたのですが、予想通りの味で美味しかった。

うーん。いいですねここは。東京にあったとしても、充分通用すると
思います。
驚いたのは食材。先の“和牛”をはじめ、多くの食材が海外から取り寄せ
たもの。マニラクラムというのも「フィリピン産かな?」なんて思っていた
のですが、更に遠くアメリカ産(僕が無知?)。魚のメニューが4種類くらい
あったのですが、全部海外から取り寄せた食材でした。
「地の物」を使った料理を美味しく食べたいという気もしますが、“それ
が望みなら他所へ行け”と言わんばかりの姿勢には、このレストランの
気合が感じられます。食器だってジェンガラではなくジノリだったしね。
(僕は食器のことは全然わかりませんが、hiyoko曰くです)
同じノリとして、湯河原の指月なんかもそうですよね。美味しい地魚が
近場で手に入るにもかかわらず、京都からグジを取り寄せたりして。
こうした洗練されたグルメ体験も、バリの醍醐味のひとつですね。
さて明日は、3年前からずーっと気になっていた「クッキングスクール」
に挑戦です(面白かったゾー!)。