ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

22年夏北海道04_積丹の雲丹

Fukunosukeです。

 

雲丹なんて北海道中でとれるのかと思っていたのですが、有名な産地がいくつかあって、中でも夏の積丹は最高級といわれるらしいです。

日本中の雲丹好きがその雲丹を求めてやって来るのがお宿 鱗晃荘。

私の胃袋が水族館になるらしいです。

 

出ました水族館の元!

 

宝地図があります。すごい。野菜や肉は一切無い。

 

今日はすべてのリミッターを解除します!

 

一品ずつ料理が運ばれる高級懐石もいいけど、一度に料理が並ぶのも悪くない。目と箸があちこち迷います。

 

これがお目当てではるばるやって来たのです。6月から8月の漁期にしか食べられない積丹の生雲丹。朝、宿のご主人が漁に出て、昼に殻をむいて、それを夜に我々がいただくというすごい雲丹。輸送にかかるCo2ほぼゼロという、大事なのはそこじゃないけどスゴイ雲丹なんです。

 

hiyoko「見てみて食べるわよー。ちゅるん!」

ミョウバンにつけないので薬臭さが無いとか当たり前。スーパーで買える塩水雲丹とも鮮度が違います。何というのでしょう。食感はふわっとしてすっと溶ける。生臭さは無くて、味はどこまでも品がよくて甘い。高貴な雲丹。自然の塩味があるのでお醤油は使いません。

 

ああ~。はるばる積丹までやって来た甲斐がありました。ここに来るまでどんだけCo2排出したんだって話。

 

自慢は雲丹だけじゃありません。お刺身も地のもの。

 

鮑の刺し身は一人一匹。

 

半分凍ったホッケのたたき。ルイベとは違うのかな。初めて食べました。

 

つぶ貝のみず貝という料理だそうです。品が良くておいしい。

 

これはホヤ。

 

いくら。新鮮ないくらは食感がパツパツしています。

 

大羽という魚の塩焼き。メバルの仲間だそうですが、のどぐろみたいでした。美味しい魚です。

 

ホッケは煮つけ。北海道で食べるホッケはどこでもおいしい。

 

積丹の地酒をいただきました。これおいしい。ご主人の話では、積丹は過疎が進み酒の造り手がおらず、積丹の水をよそに運んでその水で酒造りをしてもらっているのだそうです。そういうきれいな水の感じがするお酒でした。

 

浜鍋。

 

活鮑の踊り焼。すごいな。鮑2つ目。

 

おー。うまー。

 

このボタン海老も網焼き。これがひっくり返るくらい美味しかった。北海道の海老、うまい。

 

これも感動しました。鮑の酒蒸しとのことですが、南蛮海老と雲丹も混浴中。大変に上品なスープ。もうクラクラします。鮑は都合3つです。すごいな。

 

悶絶しています。

 

すごいです鱗晃荘。雲丹だけでなく他のお料理も美味しかった。これから残りの人生で食べる魚介料理のK点となりそうです。