箱根旅行記の途中ですが、、、、。(あ、まだ続いているんですよ)
いつもの、北欧研修旅行に行ったメンバーでの各国料理を食べ歩く会。
先日は神楽坂に行ったのですが、同行のみほこさん、既にアップされて
いるので、私も慌てて!!
と思ったら、昨日ランチをご一緒したあの方も、既にアップしてるー
アワワ、焦るなー。
最近サボり癖がついているので、ちょっと頑張りますー。
ということで、今回は韓国料理。神楽坂にある「松の実」です。
大好きな街、神楽坂の路地裏にひっそりとある一軒家です。

既にこの会で韓国料理は何度も行っているのですが、薬膳料理は初めて。
以前からずっと行ってみたかったお店です。
普通のお家の様な玄関を入って、案内されたお座敷には座卓が3~4つ。
私たちのテーブルの壁に掛かっていたのはなんと!ヒヨコの絵。

お箸置きは、アヒルちゃん。(鴨かな?)

先ずはマッコリ。お酒の飲めないみほこさんは梨のジュース。

梨のジュースが美味しい!マッコリも飲みやすくて美味しい~。
マッコリの柄杓は瓢箪を縦に割ったものでした。
本場ではこれを使っているみたいですね。いいなー、これ。
先ず最初にここの名物、松の実粥。すごく丁寧に作られていて美味しい。

お酒を飲む前にこれを少量飲むことで胃壁を保護するそうです。
あ、もう手遅れ。
次に出てきたのは豪華な螺鈿のお重。美しい!!

蓋を開けると、彩り鮮やかな「九節板」という韓国宮廷料理。

五味五色が楽しめるお料理。
上から時計回りに、ニンジン、絹さや、干し椎茸、もやし、カニ肉、
キュウリ、牛肉、卵焼き。それぞれに異なる味付けがされています。
真ん中にあるのが中国料理の春餅のような韓国風クレープ?
モチモチっとして、独特の食感。
この皮に具を少しずつ全8種を乗せて、巻いていただきます。

これをを運んでくださったのは、ここのシェフでもある女将さん。
宮廷料理の説明や食べ方を丁寧に教えてくださいました。
本当に丁寧に作られていて真心が感じられ、とても美味しい。
ソウルでも宮廷料理を食べたのですが、こちらの方がずっと美味しい。
大根の煮物。

日本の大根煮に味が似ているのですが、細唐辛子がたっぷり乗っている
のが大きな特徴。ちょっとピリッとしました。でも味付けはあくまで優しい。
本日のチヂミ。具は牛蒡のみ(多分)。とてもシンプルだけど、美味しい。

一緒に白菜のキムチが出てきました。このキムチが辛すぎず美味しい。
イカのお刺身。さすがに盛り付けも日本のお刺身とは違います。

イカの下に敷かれているのは韓国の海草で、コリコリした食感が面白い。
赤いソースは辛味の少ない粉唐辛子がベース。
宮廷トッポッキ。餅と肉・野菜を炒めたもの。

ソウルで食べた屋台のトッポッキとは全く違うもの。辛くないです。
これも五色(赤・青・黒・白・黄)使われています。宮廷料理では
必須なのかな。ズッキーニみたいのは、韓国のカボチャだそうです。
本日の一品。蕎麦粉のなんとか。(名前を忘れてしまった)

名前が思い出せずみほこさんに頼ろうかと思ったら彼女も忘れた
みたい。。。
とても素朴なお味でした。血液が綺麗になりそうな感じです。
そして、参鶏湯。グツグツいってます。

ひな鳥を使っているので、骨もサクサク柔らかくなっていて食べられます。
美味しいーーー。
韓国では参鶏湯は夏に食べるものだそうです。日本の鰻と同じで、参鶏湯
を食べる日というのが夏に3回あるんだそうです。こちらでも当初は夏だけ
出していたそうですが、食べたいという要望が多く、一年中出す事になった
そうです。納得の美味しさです。
参鶏湯が出てくる前の時点で、お腹はかなりいっぱいの状態。
かなり頑張って食べましたが、完食ならずでした。あー、もったいない。
トウモロコシのお茶が出てきました。茶器に注目!

これ、二重構造になっていて、持っても熱くないんです。すごい。
最後にデザート。柚子の寒天ゼリー。韓国の柚子茶の味がします。

デザート用のスプーン入れは、こんなかわいい器でした。

他にも、室内の調度品など、どれも興味深いものばかり。

これも螺鈿のお重ですが、ぐるりと全身螺鈿。素晴しい。

酒器かな?

これは古い薬箱のようです。チャングムに出てきそう。

恒例のヒヨコ顔。

今回は残念ながら3名という寂しさでした。
みんなこの日をすごく楽しみしていたのに、体調を崩してしまったり、
接待が入ってしまったり、、、でした。
向かって左がみほこさん。
フィンランドにメチャメチャ詳しい。フィンランド語が話せるってカッコ
イイですよねー。
右はIさん。旅行会社経営。
中東と故セナが好きなシャチョーさんです。こちらもカッコイイ。
みほこさんは、韓国に今凝っていて、その彼女がこのお店を気に入った
ということは、かなり間違いないのだと思いますよ、「松の実」。
さあて、次は何料理に行きましょうか?