箱根レポ、もう少し続きます。
5月3日は、hiyokoの誕生日。憲法記念日。我が家の法律の日。
その日の夜は、湖尻のオーベルジュ・オー・ミラドーへ。
数えたことないですが、2人で行ったフランス料理店の中で、
再訪回数が一番多いのがここです。意外にも箱根とは!

、、、箱根には、選択肢が少ないとも言えるか?
施設はかなり年季入ってきましたが、何だか本格的なオーベル
ジュという感じで、僕は好きです。

この蜀台も、僕らが通い始めた十数年前からあったなぁ。
いまだによく磨かれてきれい。

“マダムにはコサージュを、、、”だって。

でも何故かhiyokoは「あんたが着けなさい」と。ハイハイ、
我が家の法律には逆らえません。
アミューズは、不思議な出で立ちで。

わかりにくいですが、ガラスのプレートの上に、シャンパン
グラスが逆さにして置いてあります。伏せたグラスの中と、
上にちょっとずつアミューズが。
アミューズをいただいた後は、シャンパングラスを正位置に
戻して、青汁、じゃなかった、根菜のジュースを。

相変わらず勝又シェフの演出はエスプリ効いています。
枯れていませんねぇ。
ここからは、各自違うコースを頼んだので、一人ずつ紹介します。
まずはhiyokoのコースから。
8時間スモークしたマグロのカルパッチョ。

次は、、、なんだっけこれ、魚貝のポシェ?色々な魚貝類を
何とかしたような。

葉っぱの下には、オマール、鮑、マテ貝、、、いろんな味が
ギュッと詰まっておいしー。
金目鯛の何とか。リゾットが詰められています。

勝又シェフお約束の食材。天城シャモのメイン

赤ワイン煮と、ブイヨンで煮たような? ともかく2つの
味で供されます。おいしー!
続いてFukunosukeのコース。
名前はもうわからない(汗)奥のドラ焼きみたいの(クレープで
いいのかな)、中にムースのようなものが入っていて、上には
ウニ、マス子、キャビア。ごうかー!うまかー!

ボルドー産ホワイトアスパラの蒸し焼き。

茹でるのでなく、パン生地に包み蒸し焼きにしています。
なので、すごく濃厚なアスパラの味わいがしました。
アスパラギン!という感じです。
長崎の何とかヒラメ。10kgもある大きなヒラメをグリルに
したもの。

ヒラメはデカイせいか繊細さはありませんが、ソースがサイコー。
沼津の方の何とか牛。

品評会で松坂牛に勝ったとの事ですが、食べつつ、「勝った
のはこの個体じゃないよね、きっと」と思っちゃいました。
牛の味は濃いのですが、ちょっと筋っぽい部位でした。
簡単なデザートの後、お誕生日ケーキ。hiyokoは2歳らしい。

このケーキは美味しかった。
プチフール。もう食べられませーん。

お土産にして持って帰りました。
オープン以来20年以上でしょうか、その長きに渡って味、サービス、
雰囲気ともに高水準を維持するのは並大抵ではないと思います。
オー・ミラドー以降、オーベルジュ、又はそれ風のフランス料理店
があちこちにできましたが、先駆者としてオー・ミラドーが果たして
きた功績は偉大だと思います。
そうそう、オーベルジュらしく、ここは朝食もとっても美味しいん
ですよね。
フー、おいしかった。ホテルに戻ってもうひとっ風呂入ってから
寝ましょー。