ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

焼き鳥とポンコツ革命家

Fukunosukeです。

 

中目黒。

久々に来ましたが、目黒川両岸の桜が軒並み枝を落とされていてびっくり。来年の桜はいまひとつかもしれませんね。

 

川から少し奥へ。おしゃれビルの地下1階。

 

鳥かぜ。この家紋は、有名な鳥しき一門の証。焼き鳥の名門です。

 

この日は鳥しき一門(鳥しきグループのお店)がコラボするポップアップ営業の日。hiyokoがランチ営業のプラチナチケットを予約しました。

 

この方が一門代表の池川大将。見た目怖そうですが、びっくりするくらい低姿勢で優しいです。元気な大将。

 

 

 

一品目は鳥焼き小花の一品だそうです。ガリ紫蘇巻き。低温調理でしっとりした鶏肉で紫蘇、ガリ、キュウリなどを巻いてあります。カッパ巻きのような食感。

 

続いて鍋が。すき焼きです。

 

京都 鳥さきの鳥すき焼きです。鳥が固くならずしっとりとしておいしいです。手まり麩がなんだか京都チック。

 

鳥しきの焼き方は近火の強火だそうです。焼き台に炭をぎっちりつめて、熱量を上げて一気に焼きます。放っておくと焦げますから、串をのせたらずっと位置をずらしたりひっくり返したり大変忙しい。

 

一気に煙が上がります。

 

しばらくして煙が収まってきました。そろそろいいようです。

 

かしわ。これまで食べたかしわとなんか違うフォルム。げんこつの様です。

 

ところがこれが鳥しき流の工夫なのだそうです。平らな肉をドネルケバブみたいに何層にも重ね塊にすることで、焼いたときに中の水分が逃げにくくするのだそうです。

 

焼き鳥らしく外はカリッとしていますが、中はしっとり柔らかくジューシー。こんな焼き鳥初めて食べました。おいしい。さすが池川大将。名人です。

 

もう一本はお弟子さんが焼いたせせり。これもおいしかったです。でも何でだろう。池川大将にはかなわない。これが「焼き一生」といわれる難しさなのでしょうか。

 

こちらは京都鳥さきの大将。持っているのはちょうちん

 

 

キンカンと、ちょっと内臓(レバーと言ったと思う)がついています。これは一口で口に入れて、口内でレバーを黄身にまぶして食べます。以前食べた時はそれを知らず別々に食べて印象悪かったのですが、ようやく美味しさがわかりました。

 

京都並河商店の厚揚げだそうです。京都のお豆腐らしい木綿と絹の間の食感。葱が九条葱なら尚のことよかったかも。

 

親子丼でしめです。今回はライトコースなので品数は少ないですが、ちゃんとおなか一杯になります。

 

 

「チキンパワー!!!」って叫んでいます。面白い(笑)

サービス精神旺盛な池川大将。予約困難だそうですけど、いつかお店にもうかがってみたい。

 

 

お昼ご飯の後は、映画を観に行きました。米アカデミー本命と言われるワン・バトルアフターアナザー。

 

批評家のレビューでは絶賛の嵐ですが、ん-、むずかしー。

面白かったのですけど、期待以上には楽しめなかった。

白人主義や移民問題、現代における革命家など、自分には身近でないテーマを扱うため、台詞や登場人物の心情を理解するのに精いっぱいになってしまい、没入しきれないのです。アメリカの文化や問題へのリテラシーが高ければもっとすんなり来たのかなー。国宝をアメリカ人に見せたら同じような感想を持ちそうだなーと思いながら観ていました。

 

でもディカプリオ良かったです。レヴェナントの時もすごいと思いましたが、その時より好き。ポンコツ革命家として力が抜けた役どころがディカプリオのイメージに合っていると思いました。最後まで大して活躍できないのも面白い。

あと、何といってもショーン・ペン。この人を観るためだけでもお金を払う価値があると思います。怪演です。いや、演技ではなく変態軍人そのものに見えます。ショーン・ペンがスクリーンに映るたびニヤニヤしてしまいました。

 

 

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