ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

京都2018年2月_10 北山ぶらり後編

Fukunosukeです。

北山ぶらり後編。

杉の里という場所にやって来ました。北山には北山杉というのがあって、
床柱なんかにも好んで使われる高級ブランド杉なんだそうです。

谷の斜面を上がった所に宋蓮寺というお寺があります。
運転手さん曰く「普通は入れません。特別ですよ」だそうです。へー。

運転手さん(毛糸の帽子)は住職のお知り合いなんだそうです。

奥の部屋に通され、この椅子に腰かけるよう言われます。

「ほなら開けますよー」とかなんとか言って住職が障子を開けると、向かいの谷の
景色が眼に飛び込んできます。ん?

手前に冬枯れの桜の木なんかがあって一瞬なんだ?なんて思ったのですが、
谷を挟んだ向こうの杉の斜面が一望なのです。

ふわー! 東山魁夷が描いた北山杉はこの景色だったんだー!

こっちのは北山杉ではなくて、台杉というそうです。京都では庭木にするそうで、
苗木でも数十万とか。台杉を沢山庭に植えている家はお金持ちなんだそうです。
泥棒には分かりやすいね。

ちなみに台杉とは、見た通り台の様になった木の下部からどんどん
立ち木が生えてくる杉なんだそうです。とりわけこの台杉は特大で、
庭木どころじゃありません。もはや値がつけられないとのこと。

京都に行ってもここまで足をのばすことは滅多にないですから、
本当にいい経験ができました。

続いて奥嵯峨野にある旧公家のお屋敷に連れていってもらいました。
うわあ、お邪魔していいんでしょうか。これも運転手さんのコネです。

すごい石庭です。たまげます。この石一つ一つすごい値段するんでしょうね。

最高級小絞りの着物や貴重な資料の数々を拝見させていただきました。

この着物で、フェラーリ1台買えるそうです。もう何だかわからない(笑)。

最後は地味にシズヤでパンを買います。支離滅裂な展開はいつものこと。

やっぱりこれ美味しいもんね。

そんなこんなで楽しい北山周遊なのでした。

これにて東京に退散いたしやす。