ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

ちょっと京都03_河井寛次郎記念館

Fukunosukeです。

 

河井寛次郎って、なんですかね。

ふむふむ。陶芸家で民芸運動の主導者の1人。ふうむ、あそう。その河井寛次郎のお家が、
記念館になっていると。ふうん。どうやらhiyokoは、日本民芸館で河井寛次郎展をやって
いたのを見に行っていたようです。それでここに来たかったのかー。

 

ここだここだ(hiyokoはいつも先頭切って歩いていきます)。

 

 

ほー。立派なお家ですね。

 

家の中。

 

存在感ありますねー。

 

いかにも武骨で力強い造形。

 

これは「みの」ですか?

 

この時計も何かこだわりなんでしょうか?

 

何だかわからないけど箱が意味ありげに置かれていたりいます。まじまじ見てみるとおもしろい。

 


どことなく、小津安二郎っぽい構図。

 

こっちには猫の置物。やっぱり小津安二郎風。

 

 

1階の居間の上は吹き抜けになっています。へー。

 

2階の書斎机。こんな所で物思いにふけってみたいですね。何かいい着想を得られそう。

 

hiyokoは、お尻の形に削られたいすの座り心地を確かめています。

 

おやー、何これ。目玉が飛び出ているよ。

 

このうさぎもだ。ははは。

 

河井寛次郎は陶芸家なのですが、なんと敷地の奥に立派な登窯があります。登窯を見るのは初めて。

 

中はこんな風になってます。

 

招き猫というより、顎に手をあてて、おとぼけ顔の猫の石像。
家の中にあった猫の置物と同じ形かな。

 

庭における猫の石像をずっと探しているんです。これもなかなかいいなあ。ちょっと大きいけど。

 

河井寛次郎記念館。

ここにあるものは、ひとつひとつが強烈な個性と存在感を放って、その場の主役になっています。
目に留まると思わず見入ってしまう。というより、目を離せなくなるような磁力を持っています。
ここまで個性が強いものを集めたら、喧嘩して相容れないカオス状態になりそうなものですが、
不思議と平和で、落ち着いた空間になっています。妙な表現ですが、居心地が悪くない。

やはり、河井寛次郎一個の審美眼によって選び抜かれた物達だがら、どこか共通するメッセージが
あるんでしょうね。それが統一感と調和をもたらしているようです。まるで、この記念館が河井
寛次郎の意思そのものとなって、訪れる者に何か語りかけているかのようです。

それがどういうことなのか、僕には上手く表現できないのですが、河井寛次郎という人が伝え残し
たかった気分は、何となく”体感”できたような気がしました。