ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

ちょっと京都02_末友

Fukunosukeです。

 

食に関しては、最初のお昼から気合入りまくりです。祇園「末友」。

数年前、祇園の「花霞」という割烹に行って、あんまり美味しくてビックリしたのですが、その料理長が
自分で出したお店がここ、「末友」です。2007年に書いたその記事を読み返してみたら、なんと
「5年後が楽しみ」って書いてあった。ちょうど5年後に、ご主人の料理を再び味わうわけです。

運命だ~。

 

さて。

 

入口を入ると、つくばい? でしたっけ。

 

人数が揃って席に着くと、まず金木犀のお酒で一杯。

 

気分が盛り上がってきましたよ。

 

10月のコースは、菊のあしらい。手始めのお酒にも、菊の花が
散らされています。

 

舞茸と名残り鱧の土瓶蒸し。「お、松茸か?」なんて一瞬思っちゃっ
た(笑)。でも、天然のいい舞茸は松茸より高いものもあるんですよね。
これがどうかはわかりませんけど。

うん!おいしーい!京都の和食を食べに来た実感がこみ上げて
きました。これだぁー。

けど、椀物としては「花霞」の方が感動したかも。出汁か塩のどちら
かが、ほんの1mm分くらい弱かったかも。あるいは、舞茸を使って
いるので、ちょっとえぐみが出たのかもしれません。

 

子持ち小鮎の揚げ物。これ美味しかった。2、3匹食べたい。うん。

 

お造りは、いかと鯛の昆布締め、くじら。

hiyokoはくじらは苦手と言っていましたけど、僕はあってよかった
です。

 

カマスの塩焼き。料亭の焼き魚って、本当に上手に焼きますよねー。
外はハリっと、身はふっくら。

 

お凌ぎは、黄味酢をかけた葡萄だったかな。

 

ここで八寸。秋の色どりです。

 

煮物はこちら、なんでしたっけ。失念。

 

土鍋がやってきました。

 

美山のコシヒカリ。新米です。

 

かなり柔らかめですが、ねっとりした旨みがまとわりついて甘い!

 

水物。

 

お昼のこのコースは確か5500円だったと思いますが、本当に
お値打ちです。大満足。どの一品も、手抜きのないしっかりした
料理になっていて、いちいち感心しながら食べました。

でも、花霞の時に感じた鮮烈なインパクトは感じなかった様にも
思います。なんでかな。料理自体が、若い、荒々しい活きのよさから、
完成された円熟の域に達しつつあるということですかね。

まあ、そんなこと全然わかりませんけれど。でもとてもよいお店
だと思います。いつか、きちんと夜に行ってみなければ。

え?5年後?