ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

毎冬のお楽しみ

hiyokoです。


かれこれ15年以上前、1~2年間、アメリカ人の男性に英会話を習っていた
ことがあります。
習っていたなんて言ったら申し訳ないほど身に付かなかったのですが、、、(汗)


英会話は習得できなかったけれど、その代わり?当時、その先生と一緒に
暮らしていた日本人の女性ととても気が合ってしまい、先生を差し置いて
その女性と仲良くなってしまいました。
レッスンの後、彼女が作ってくれる手料理をいただくようになり、楽しい
時間を過ごすようになり、そして、いつしかそっちの方がメインになって
しまうほどに。。。
ええ、もちろん会話は日本語で!(笑)


その後、二人はめでたく結婚。
しばらくは日本に暮らしていたのですが、彼のお父様が亡くなられたのを機に
家業を継ぐため、彼の故郷であるNYのロングアイランドに引っ越して行きました。


その家業というのが、釣具屋さん。
釣り船を持っているそうで、主に彼はお客様を連れて船で出てしまうため、彼女が
お店番だそうです。
気だてが良くしっかり者の彼女の事、きっとNYでも彼を支えて頑張っていること
でしょう。


その彼女(T子さん)が、毎年オフシーズンの冬になると里帰りしてきます。
NYの冬はとても寒く商売にならないそうで、お店をクローズするのだそうです。
ということで、毎年、元気な声で「帰ってきましたー!」の連絡をもらうのがすごく
楽しみなんです。
そして、必ずどこかへご飯を食べに行く約束をします。
今では冬が近づくと、今年はどこにお連れしようかと、ちょっとしたお楽しみに
なっています。


今年は、恵比寿の「ブラッスリー・マノワ」。
少し前に行って気に入ったのでここに決めました。



明るくて優しいT子さんのことはFukunonsukeも大好き。3人で乾杯です!

あ、この日はFukunosukeは運転があったのでお水でしたね。すまぬ。


これこれ、これを頼まなきゃね。北海道産の魚介の盛り合わせ。

NYの牡蠣も美味しいのよね。でもこれも美味しいって言ってました。


この日、特に美味しかったのがこれ。クスクス。ほんと美味しかった。

T子さんも大喜び。よかった~!


デザートもなかなか美味しかったです。




海外に嫁いだ方の宿命ですが、年老いていくご両親に会えないのは辛いこと。
T子さんも数年前にお父様を亡くされ、現在は入院中のお母様のことがずっと
気がかりでならない様子。
けれども、冬しか帰って来られずなんとも辛い思いをされているみたいです。
なので、滞在中は出来る限りお母様との時間を大切に過ごしているようです。
切ないですね。


今年の帰国もあっという間に終わり、春になって釣具屋さんも再開です。
また一年、かの地で頑張ってお仕事して、日本に帰って来てくれるのを心から
楽しみにしています。
私たちも近いうちに是非ロングアイランドまで会いに行きますから!
やっぱり紅葉の時ですかねー。ハンプトンあたりに滞在して。。。ムフフ。。。
これも我が家がいつか実現したいと楽しみにしていることの一つです。