ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

ひよこ劇場2008イタリア編8:結末

Fukunosukeです。
※その7はこちら




幸い、トメ吉に大事はなく、やがて目を覚ました。




バリ介:「あっ! 目を覚ました! 大丈夫? 気分はどう?」

トメ吉:「うぅん、、、ちょっと頭が痛いけど、大丈夫」

お嬢:「よかったぁー! 心配したわよー!」








マチコ:「、、、あの、、、トメ吉さん本当にごめんなさい、、、。

           、、、ウチの、バカ亭主が乱暴しちゃって、、、」




一同:「!!!???」








お嬢:「えーーーっ! て、亭主ぅ!? この暴走男がぁ?」

カウボーイ:「いや、その件は全く申し訳ねぇ」

トメ吉:「マ、マチコさん! け、結婚してたんですか!?」

マチコ:「うん。マカロニって言うの」

トメ吉:「って言うかボクあのその、、、」






マカロニ:「若けぇの、本当にすまねぇ。俺、いっつもそそっかしくって、
      マチコにゃ“バカダンナ”とか“バカロニ”って言われてんだ」

トメ吉:「マ、マチコ(呼び捨て!?)、 バカダンナ?」





マチコ:「いやぁねぇ。ほんっとお恥ずかしいわぁ。この人、いい人は
     いい人なんだけど。時々とんでもないムチャするのよ」

トメ吉:「、、、そ、そうだったんですか、、、」





   トメ吉は、心の中でハートが砕ける音を聞いた、、、。







マカロニ:「ともあれ、かすり傷程度でよかった。本当にすまなかった
      若けぇの!オレはこの詫びは一生かかってするからよぅ! 
      なぁ、許してくれよ! 後生だ! この通りだ!」

トメ吉:「マカロニさん、、、大丈夫ですよ。ボクも少しボーっとしてたし」

マカロニ:「若けぇの! おめぇって見上げた男だな!」


マチコ:「(オガッ)ちょ、ちょっと! あんたぁ!」


マカロニ:「ともかくあんたにゃ惚れたぜ! これからは“アニキ”って
      呼ばせてもらっていいかい! なあ、いいだろアニキ!」

バリ介:「っていうか、もともとその人はアニキなんだけどー」

お嬢:「何だか、バカがまた一人増えちゃったわねー」




......
    ......
        ......。










数日後。トメ吉は再びドゥオモ広場に屋台を出した。







トメ吉:「ふう。今日からまたやり直しだ! 頑張らなきゃ」





トメ吉:「それにしてもいい天気。いい気分だ」








マチコ:「トメ吉さん、、、もう、体は大丈夫なの?」

トメ吉:「あ、マチコさん! はい、すっかり。もう平気です」
     






マチコ:「あの、トメ吉さん。あたし、何ていうか、その、あなたに、
     誤解させてしまっ、、、」

トメ吉:「マチコさん。ボク、イタリアに来てよかった、、、。そう!ボク、
     イタリアで武者修行したら、今度は日本に行って、スエ兄
     さんを手伝おうと思うんです。いっぱい稼いで、バリに
     豪邸を建てるんですよ。

     そしたら、マチコさんを、ご主人と一緒に招待しますよ!」




マチコ:「トメ吉さん、、、」


トメ吉:「、、、マチコさん、、、本当にありがとう、、、」







バリ介:「やートメ吉さん! すっかりよさそうだね!」

お嬢:「心配しちゃったー。あんまり無理しないでね」

トメ吉:「バリ介君、お嬢さん、もう大丈夫だよ。色々とありがとう」

バリ介&お嬢:「よかったー! ヤッホゥ!」






トメ吉:「さて、そろそろ開店の時間だ。行かなきゃ」

マチコ:「うん」

バリ介&お嬢:「頑張って! トメ吉さん!」

トメ吉:「みんなも!」






トメ吉:「さぁ! ボクは行くよ! また後でねっ!!」


     





トメ吉:「バクソー、バクソー! バクソいらんかえー!!」





ドゥオモ広場には、いつまでもトメ吉の掛け声がこだましていた、、、。





おしまい。
(マカロニってなんだったんだろう、、、)




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