ヒヨコ・イン・ザ・ワールド NEO

Fukunosukeとhiyokoのライフログ

マカロン料理教室2月 フランス料理

hiyokoです。

今日はかなりキーンと寒くて、春をそろそろ迎えるかという時になって
やっと冬らしいなんて、やっぱり変ですね、この地球。

さて、それとは全然関係なく、恒例のお料理教室です。
いつもはイタリア料理なのですが、今月はどうしても用事があって
行かれないため、フランス料理の日に振り替えていただきました。
こういうところが、このお教室の有難いところです。

実はマカロン先生、フランスで修行されたのでフランス料理の方が
本業なんですよ。

それでは今月のメニューのラインナップから。

前菜:  田舎風パテ(パテ・ド・カンパーニュ)
主菜:  そば粉のガレット
デザート:しょうが風味のスフレ 
     ホット・チョコレート(ショコラ・ショ)


今月のテーブル
お花は何かな?桃?聞き忘れました。お分かりの方教えてください~!
うすーいピンク色でした。



先ずは田舎風パテから。
前菜とはいえ田舎風パテはすごく手間のかかるお料理で、これが
この日のメインと言えるお料理でした。

では、作り方です。

①まずは、豚挽き肉・豚肩ロース・豚バラブロックを細かく切り、
塩・胡椒・キャトルエピス・マディラ酒・ブランデーを加え、タイム・
ローリエを入れラップをして「半日から一日」冷蔵庫で休ませる。

②塩・胡椒した鶏レバーをバターで炒めブランデーを注ぐ。
両面焼けたら粗みじんにして冷やす。 

③寝かした①の肉と②と砕いたピスタチオナッツ・卵・コーン
スターチを合わせてよくよく練りこむ。

このくらい練ります。


④テリーヌ型に詰め、湯煎にかけて110度のオーブンで約1時間半焼く。


⑤粗熱をとったら型に入れたまま重石をして、冷蔵庫で「最低2日間!」
 冷やす。

なかなか食べられないのだ。。。


⑥2日間寝かしたら出来上がり~!
1㎝の厚さに切り、サラダ、コルニッション、マスタードを添えて出す。


んーーー、美味しそうでしょう?
ちなみに、マスタードもコルニッションもマイユのものでした。



次にそば粉のガレットです。
そば粉入りのクレープで、フランスのブルターニュ地方の伝統料理です。
このお料理を出すクレープ屋さんなどもあるので、食べたことのある方も
多いかと思います。


作り方です。

①ガレット生地の材料は、そば粉・卵・辛口のシードル・水・塩。
これを混ぜ合わせて、冷蔵庫で半日から1日寝かせます。
今日は寝かせる料理ばかりだー。早く食べたい~

②さて、寝かせた生地を焼きます。
バター少量を落としたフライパンにお玉1杯くらいの生地をを丸く流し
入れ、焼き色がついたら裏返し、両面を軽く焼き、一旦取り出します。

③再度、フライパンにバターを落として②の生地を広げ少し焼き、
裏返したら真ん中に卵を落とします。
卵の周りに生ハム・モッツァレラチーズ・パルメザンチーズ・サワー
クリームをちらします。

卵を固定したいのですが、これがけっこうふちの方に流れるのです。
で、応急処置として、一旦このように卵の上に器をかぶせたりします。
なーるほど!

④ガレット生地の端の四方を内側に折りたたんで正方形にする。

⑤卵が安定したら器を取り、塩・胡椒してフタをして卵を半熟くらいに
なるまで火を通す。卵のかたさはお好みでね!

⑥さぁ出来上がり!
最後にオリーブオイルで化粧をしたルッコラを飾ります。

そば粉の風味抜群の美味しいガレットでした~。


デザートはしょうが風味のスフレです。
作り方を簡単に。

①バター・薄力粉を混ぜ、そこに温めた牛乳を入れ、泡だて器でよく混ぜる。
②そこに卵黄・しょうが汁を入れよく混ぜ合わせる。
③別のボウルで卵白をメレンゲ状に泡立て、②に2回に分けて入れ混ぜる。
④③の生地を、予めバターを塗り粉を振っておいたスフレ型に高さすれすれに
入れる。
⑤湯煎にかけて220度のオーブンで15分ほど焼く。

焼きあがりました!口が割れてしまったのは失敗だそうです。
成功の確率が悪かったなー。

これは成功例。
お皿に盛り付け粉砂糖をふりかけ、バニラアイスを添えて出します。

スフレの真ん中に少し穴を開けて、バニラアイスを入れて食べます。
これが美味しいんだ~。


これは、熱々の膨らんでいるうちが命!出来上がった順に試食です。
早く食べないと、しぼんじゃう~~。
ホット・チョコレート(ショコラ・ショ)と一緒に。


ショコラ・ショの作り方。
①牛乳・水・ココアパウダーを火にかけて沸かす。
②沸騰直前でブラックチョコレートを入れ、弱火にして5分ほど時々
かき混ぜながら煮る。
③②を漉して別鍋に入れ、時々かき混ぜながら冷ます。
④いただくときに沸騰しない程度に熱く温めなおす。
好みでお砂糖を入れてもいいです。


いつもは白・赤ワインが出るのですが、この日はメインがガレット
ということで、通しでシードルが出ました。
こういうのもいいですねー、ブランチという感じで庭食にピッタリ!
気候がよくなったらやってみよーっと! 


ところで田舎風パテですが、材料買いに行って、お肉を寝かせて、
オーブンで焼いて、また寝かせて。。。
えーっと、、、食べたい!って思ってから食べられるまでに5日位??
んーーーーー。