<第1日目>
ロンドン経由でマラガ空港へ
空港からレンタカーで乗り出し、トレモリーノスへ
<第2日目>
トレモリーノスからコルドバへ
<第3日目>
コルドバからカルモナを経て、セビリアへ
<第4日目>
セビリアからロンダを経て、マルベーリャへ
<第5日目>
フェンヒローラを起点にグラナダ往復
<第6日目>
一路帰国へ
おー、激しく動いていますね。我ながら信じられない。前回のバリ旅行は同じホテルに5連泊でしたが、今回は動きまくりです。いろんな旅のスタイルをするんですねぇ。
■ トレモリーノスの夜明け

到着日は、日本人女性が経営する瀟洒なラ・ルナ・ブランカというホテルに泊まりました。そのホテルからの朝焼けです。時間は7時頃(ちなみに日の入りは夜9時半)、ひんやりとした朝の空気が実に心地いい。アンダルシアの海岸線は、300kmに渡って「コスタ・デル・ソル」と呼ばれる地域が広がっていますが、トレモリーノスもその街のひとつ。コスタ・デル・ソルと言うのは特定1ヶ所を指す言葉ではないのですね。ここからコルドバに向けて出発です。
■ トレモリーノス→コルドバ

海岸線を離れ一路北へ向かうと、なだらかな丘陵が果てしなく続く乾燥した荒野が広がってきます。最初に感動したのはスペインの道路です。こんなに走りやすく、快適な道路は経験したことがありません。どこまでも継ぎ目無く滑らかに続くアスファルト。日本の道路事情からすれば、まるで絨毯のような道路。200kmくらい一気に走っても大して疲れません。
■ オリーブ畑

さらに行くと、オリーブ畑が広がってきます。妙に丁寧に整然と等間隔で植えられているので、遠目には模様のように見えます。大仏の頭とも言えます。
■ ひまわり畑1

オリーブ畑を過ぎると、今度はひまわり畑です。手前の方はすでに収穫されて奥のひまわり畑とコントラストをなしています。
■ ひまわり畑2

一面のひまわり畑。視界に映るものすべてが青、黄、緑の3色だけで構成される壮大な眺めに、しばしただ沈黙。でも、こうしてよくみると、一つ目宇宙人の大行進みたいでもある。
■ メスキータ1

コルドバのハイライトは、なんと言ってもメスキータ。オレンジの中庭から大鐘楼を見上げたところ。それにしても暑い。40度は超えていました。
■ メスキータ2

これもオレンジの中庭
■ メスキータ3

メスキータを有名にしているのは、建物内のこの856本の円柱群です。拡張に次ぐ拡張を重ね、ついには2万5千人の礼拝者を収容するほどに大きな建物になったとのこと。
■ 花の小道

メスキータの北側には、ユダヤ人街という旧市街が広がっています。入り組んだ路地の一画は、花の小道と呼ばれており、ゼラニウムの鉢植えが飾られています。
■ 花の小道2

その花の小道を進み、袋小路からふり返ると、このようにメスキータの鐘楼が見えるのです。
■ パラドール・デ・コルドバ1

パラドールというのは、国営旅館(ホテル)のことです。スペイン各地にある歴史的な建物(お城、宮殿等)を改装し、ホテルとして営業しています。コルドバでは、パラドールに宿を取りました。
ちなみに、今回借りた車はメルセデスのAクラスでした。まだ2000kmも走っていない新車。ラッキーです。ヨーロッパで主流のディーゼル車ですが、走り出しの加速が力強く、ディーゼル特有のガラガラいうエンジン音も、常用域である時速120km位(笑)になると大変静かになり、結構いいです。ガソリンの高いヨーロッパでディーゼル車が人気になる理由がわかりました。
■ パラドール・デ・コルドバ2

元がお城や宮殿ですから、どこのパラドールも立地はいいのですね。ここは少し高台にあり、コルドバの市街とひまわり、綿花畑が一望にできます。
■ パラドール・デ・コルドバ3

朝食は部屋のテラスで。なんと言ってもオレンジジュースがおいしい。オレンジは10kgで5ユーロくらいとの事で、いちいちオレンジを絞ってフレッシュジュースにする方が出来合いのジュースを買うより安いんだそうです。毎日飲みました。
*スペイン旅行記(その3)へ